
中国では都市部に住む一部の人々が特権階級として大きなメリットを受けながら生活を送っているのが現状で、近年の経済成長を背景にその経済格差はますます広がりをみせています。
中国の格差社会は大きな問題ですが、特権階級は中国の中でも格差社会の上位に存在しています。特権階級が他の階層から賄賂をもらっているということは建前上ないことになっていますが、現実には存在します。
高官が賄賂をもらい、見返りに他の人の便宜を図っているということは多いようです。特権階級のそのような汚職は就職を助ける際にも、よく用いられています。就職できた場合、公の試験で入った場合とそうでない場合とがあります。そうでない場合というのは、特権階級が絡んでいるということです。
進学は中国では大変重要な段階です。一人っ子ですから、その子の進学に自分の一生がかかっているのです。進学の際にはわらにでもすがる思いで、特権階級にすがる人がいます。同じ学校の中に、お金で入った子とそうでない子がいるのは普通のことです。しかし、クラスに成績の差ができるのは確かです。
一般の人に対して特権階級の人々は、つまり幹部は、その下層階級がいなければ社会として成り立たないので必要であるといいます。できれば、平等になってほしいというのではなく、階級がなくなれば、それは問題が生まれるといいます。
一方、特権階級に対する一般の人の見方は、どうしょうもないというものです。